目の下のふくらみ(眼窩脂肪) 〜原因、涙袋、たるみ、解消〜
老化が進むと、眼球を支える靭帯が弱り弛み始めます。
それによって奥の脂肪を支える下まぶたの皮膚や眼輪筋も支えられずに弛んできます。
これらが弱ることで、目の周りの眼窩脂肪(がんかしぼう)が支えを失った眼球の重みで圧迫され、脂肪が前に突出してきます。
これが目の下のふくらみ(たるみ)の正体です。
たるみができると、その下にヘコミができて、影ができ、黒く見えてしまう黒クマ等の原因にもなります。
クマはコンシーラーでも隠しにくくなり、むくむとさらに目立つようになってしまいます。
原因1.皮下脂肪の肥大化
眼球の下には、クッションのように眼窩脂肪が取り巻いています。
この脂肪は、太っていなくても溜まってしまう人もいます。
この脂肪が年齢とともに弱り重力に負けて、下垂することによってたるみを作ります。
原因2.肌の弾力の低下
まだ若い頃には涙袋として、魅力の一つでもあった眼窩脂肪ですが、加齢により肌のハリを維持するコラーゲンやエラスチンが減り肌の弾力が低下します。
それが皮膚のたるみとなり、たるんだ皮膚の中に徐々に脂肪が溜まってしまい、たるみが形成されていきます。
原因3.筋肉の衰え
顔の皮膚の下には表情筋という筋肉があります。
この筋肉が皮膚を支えており、その皮膚が脂肪を包んでいます。
身体の他の部分と同じく、年齢と共に筋肉が衰えてきます。
筋肉は鍛えなければ脂肪に変化し、更に重力に負けてたるみやすくなるのです。