ヒアルロン酸やコラーゲン注射の効果は?危険、痛い、継続、トラブルなど
お肌の保湿性をアップしてプルプルしたお肌を取り戻したい!と思ったときに、一番きれいに、速やかに効果を出せるのは、ヒアルロン酸やコラーゲン注射による「プチ整形」です。
でも、キレイに出来てシワのないハリのある素肌を取り戻した人の写真を見て、私もこれしかない!って思っている方、その前に是非、この文章を読んでからにしてください。
確かに、速くきれいなお肌を取り戻せるかもしれませんが、思わぬ落とし穴があることをしっかり理解してほしいのです。
ヒアルロン酸とコラーゲンの成分を知ろう
コラーゲンは、コラーゲンサプリメントでもご紹介したとおりタンパク質でできており、コラーゲンを食べることでしか私たちの身体はコラーゲンを再生するアミノ酸を吸収することができません。
ヒアルロン酸は、N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸と呼ばれる成分が組み合わさった物質で、眼球の中のガラス体に詰まっている成分で、皮膚や軟骨を構成する主成分になるものです。
ヒアルロン酸は、人間の身体の無数の細胞同士を結び付ける組織の主成分とも言える絶対必要な成分で、眼球が99%もの水分を維持しているのもこのヒアルロン酸の高い保水性によるものと考えられます。
また、整形外科分野では、ひざの軟骨が減少した時に直接関節内に注射するなど人体への安全性に関しては問題はない成分だと考えられています。
コラーゲンやヒアルロン酸は、美容医療分野では、シワの改善のために使われています。
ただし、以前はコラーゲン注射がよく用いられてましたが、たんぱく質であるコラーゲンはアレルギーを引き起こす可能性もあるため、事前のテスト注射などで合う合わないを確認する必要がありました。
もう一つのヒアルロン酸は、たんぱく質ではないので純粋なヒアルロン酸を使えばアレルギーの心配はありません。
しかし、このヒアルロン酸にもまた、たくさんの課題があるのです。
コラーゲンやヒアルロン酸注入
シワが気になるのって、ほうれい線や目の下の小ジワの悩みが多いのです。
でも、特に目の下の皮膚は薄いため、ヒアルロン酸は硬さや粘度を調整して使いますが、ヒアルロン酸の特徴としては、安全な体の成分であるがゆえに、体の中で時間と共に代謝され、無くなってしまうのです。
一般的に、硬いものは長期間効果が続き、軟らかいものは効果が短いと考えられるのですが、硬いものはひざやあごに使うもので、目の下の皮膚は薄くちりめんジワなど細かなシワなどには使えません。
よく5年間という期間を耳にしますが、身体から最後の一滴が代謝されるのが5年後であって、本当にキレイな状態をキープできるのはほんの1か月程度でしかありません。
つまり、高いお金(1本3〜15万円)を払ってプチ整形をしても、一度の注入で一生持つものではないので、効果を維持しようと思ったら、定期的に繰り返し注入をし続けなければいけないので、そのたびに費用もかかるし、痛い目を我慢しなければいけません。
プチ整形のデメリット
さらには、すべての医師の技術が高ければいいのですが、失敗をする場合もかなり報告されています。
均一にシワに沿って注入できず「ダマ」になりデコボコができる、しびれが残る、などです。
万が一こんな状態になったら、このダマを溶かす薬もあるのですが、せっかく注入したヒアルロン酸を溶かさなければいけなくなりますし、それほどでなくても数か月はその状態を我慢しなければいけません。
また、成分が純粋でないヒアルロン酸の場合は溶けにくくこの問題を解消しにくい、といった課題もあり悲惨な結果になる場合もあります。
ほうれい線の場合は、ヒアルロン酸注射が一番改善効果があるのですが、鼻の脇の動脈の枝に間違ってヒアルロン酸を注入してしまうと血流を止めてしまい、その先が壊死してしまうという事例も報告されていますので、医師の技量をしっかりわきまえないと、皮膚移植をするしかなくなってしまう、恐ろしい状態にされてしまう可能性もあります。
失敗した時のリスクと、継続的に発生する費用を考えたら、コラーゲンやヒアルロン酸の注入による改善方法は、全くオススメできるような方法とは言えません。
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目の下のたるみ、ふくらみは原因を知って対策しないと効果が発揮されないです。
原因を知って対策すると老化を遅くするどころか、今の状態を改善させることにも繋がりますよ。
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