イオン導入器の効果は？仕組みについて （シミ、黒すみ、たるみ、クレーター、シワなどに）
エステサロンなどでお肌のお手入れをする施術法に、イオン導入があります。
ここではお肌の保湿効果を上げる方法として、イオン導入器を使った場合の効果を考えてみたいと思います。
イオン導入とは
イオン導入とは、イオントフォレーシスとも呼ばれ、お肌の皮膚に微弱な電流を流し、効果的に水溶性の化粧品成分をお肌に浸透させる方法です。
お肌に水分を補充し、効果的な保湿をするために、化粧水や乳液、保湿クリームなどをつけますよね。
でも、お肌には肌の表面に角質層というバリア機能があります。
このバリア機能は、お肌を健康に保つための大切な機能ですが、同時に美容液などの有効成分の浸透も妨げてしまうのです。
そのため、お肌の表面に化粧水や美容液を塗るだけでは、浸透率は十分に上がりません。
イオン導入器を使うと、マイナスの電極を顔のお肌に当て、プラスの電極を手に持ち電流を流すと、ビタミンC誘導体などの水溶性でマイナスに帯電するイオンが、皮膚に当てられたマイナスの電極と反発する効果によって肌の奥まで浸透していきます。
その浸透効果は、普通に美容液をつけるだけよりも数十倍もの効果があると言われています。
また、最近のイオン導入器は超音波を使って1秒間に数百万回もの振動をお肌に与え、さらに美容液の浸透率をアップさせることができます。
美容液の浸透率向上と、マッサージ効果によってお肌の代謝向上や血行の促進にもつながります。
その効果は、一度試してみるだけで、プルプルのお肌のはっきりとした変化が分かると思います。
以前はエステサロンでの施術がほとんどでしたが、今ではエステサロンとほとんど変わらない効果が期待できる市販品も販売されていますから、手軽にその効果を体感できます。
イオン導出とは
イオン導入器では、「イオン導出」を使ったクレンジングにも使えます。
イオン導入は、肌にイオンを導入（浸透）させることで、イオン導出は逆方向に働かせることで、お肌に付着している成分や老廃物を導出（吸い出す）する働きをします。
イオン導入器は、イオン導入、イオン導出によるクレンジングのどちらにも使え、イオン導出によってファンデーションの微粒子などマイナスを帯びた汚れが毛穴の奥から導き出され、汚れを吸い取ることができます。
お肌の汚れを残したままにしておくと、イオン導入を行っても、せっかくの美容成分が十分に浸透できず、さらには残りカスになってしまってニキビや肌荒れ、黒ずみなどの原因にもなるため、しっかりとしたクレンジングが大切なのです。
肌の汚れをしっかり落とすことで、肌の明るさや透明感を増すことができ、毛穴がキレイな状態になれば美容液の有効成分も浸透しやすくなります。
ただし、イオン導出をやり過ぎると、角質の取り過ぎになって、かえってお肌のトラブルの元になることもありますから、週に１〜２度にとどめておいたほうが良いようです。
イオン導入器の使い方
イオン導入器の使い方は、導入器のメーカーによって少し違いますが、普段行うケアを手ではなく、イオン導入器を使うというだけです。
ただし、お肌に浸透できる薬品は、小さな分子のものだけに限られ、コラーゲンやヒアルロン酸など分子が大きい成分は浸透させることができませんが、メラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体ならば、お肌の奥に浸透してソバカスやシミに効果的に対処することができます。
イオン導入器には、イオン導入用の化粧品を含ませたコットンを取付け、それを肌に当ててスイッチを入れ、あとは肌の上を滑らせるように使うだけです。
ただ、電流を皮膚に流すので、長時間同じ部分に電気を流し続けると、マイナスの電極の近くでは強アルカリ性に変化してしまうこともありますので、同じ場所に電気を流し続けないよう注意が必要です。
しかし、最近では、これが改善されたイオン導入器も販売されるようになってきました。
イオン導入器を選ぶには
イオン導入器のメーカーによっては、イオン導入器の付属の化粧品を一緒に販売しているものや、化粧品を指定しているものもあります。
化粧品によっては、自分のお肌に合わない場合もありますが、敏感肌用の化粧品なども合わせて販売しているメーカーもありますから、商品説明や口コミなどを参考に、自分に合った化粧品を見つけることが必要ですが、その分十分な効果が体感できるようになるのもイオン導入器の嬉しいところです！
私が目の下のたるみ、ふくらみを改善した効果的な方法とは
目の下のたるみ、ふくらみは原因を知って対策しないと効果が発揮されないです。
原因を知って対策すると老化を遅くするどころか、今の状態を改善させることにも繋がりますよ。
老け顔に見られていた目のたるみ、ふくらみを3ヶ月で改善した私のやったこととは・・・
こちらから（サイトトップへ）